おなかの赤ちゃんにとっては、お母さんのおなかのなかが世界の全てです。
喫煙とアルコールの摂取は、おなかの赤ちゃんにも同じようにタバコを吸わせ、お酒を飲ませているのだと認識してください。
たばこを吸うことで、赤ちゃんの発育が悪くなり、流産や早産の発生のリスクが高まります。
また周産期死亡や前期破水のリスクも高くなるといわれています。
~周りの方の禁煙も必須〜
近くで吸っていないから大丈夫!と思っていても、息から有害物質(一酸化炭素やニコチン等)が長時間出続けます。
また、髪の毛や服にまとわりついたニオイも有害物質です。
赤ちゃんのため、妊婦さんのため、ご自身のために禁煙を!
赤ちゃんの受動喫煙は、喘息や肺炎、乳幼児突然死症候群(SIDS)などの病気にかかりやすくなったり、成長発達の遅れのリスクも高まるという報告もあります。
~アルコールは胎盤を通過しやすい~
お母さんが飲酒すると、胎児アルコール症候群といって、脳の発育が悪くなるなどの影響がでることがわかっています。