【対象者】
生後2か月から7歳6か月の前日まで
【接種回数】
4回(初回接種3回+追加接種1回)
【接種間隔】
●第1期初回 標準的には20日~56日の間隔を空けて(3週間後の同じ曜日から8週間後の同じ曜日まで)3回接種
●第1期追加 3回目接種後6か月~1年半の間に1回接種
(病気について)
・ジフテリアは、ジフテリア菌により発生する疾病です。
主に気道の分泌物によってうつり、喉などに感染して毒素を放出します。
この毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで麻痺、心不全などをきたして重篤になる場合や死亡するケースがあります。
・百日咳は、百日咳菌によって発生します。
激しい咳を伴う病気で、乳幼児は、咳の為呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)や痙攣を起こすことがあります。
また、窒息や肺炎などの合併症が致命的となることがあります。
・破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気です。
主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、様々な神経に作用します。
・急性ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。
多くの場合、病気として明らかな症状は現れずに、免疫ができます。しかし、一部が脊髄に入り込み、手や足に麻痺が現れることがあります。
・ヒブ感染症は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌によって発生する病気です。 肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿症の関節炎等の重篤な疾患を引き起こすこともあります。